本も、シュトーレンも。未来へ届けるもの

先日、高知こどもの図書館に販売に行かせてもらいました。

その日は月に一度開かれている「選書会」の日。

選書会の様子も見学させていただきました。

その日集まっていたのは13人のボランティアのみなさん。
机の上にはたくさんの本が並び、一冊ずつ手に取りながら感想を伝え合いながら本を選んだり、紹介のテキストを作っていらっしゃいました。

高知こどもの図書館は全国で初めて、NPOが運営する図書館として開館したそうです。

限られた予算の中で本を購入するため、一冊一冊を大切に選びたい。
そのために選書委員会のメンバーの人たちが実際に読んで、意見を交わしているのだそうです。

カゴノオトのお菓子を買ってくださった方に「みなさん、どんなきっかけでボランティア参加されているんですか?」
とお聞きしたら

「みんな間違いなく本が好きな人ですね」
と笑いながら教えてくださいました。

カゴノオトで長く働いてくれているスタッフのあきちゃんは、このこどもの図書館の理事を長年務めています。

あきちゃんが大切にしているもの。
そしてカゴノオトが大切にしているもの。
こどもの図書館が大切にしているもの。
重なるところがあるのかなと思います。

高知こどもの図書館は
「行けなくても訪ねられる図書館」
というコンセプトで遠くにいても行くことができなくても楽しめる図書館づくりをされていらっしゃいます。

図書館まで来られない子どもたちのもとへ本を届ける活動も続けていらっしゃるのだそうです。

カゴノオトも
「四万十まで来られなくても、四万十の時間を届けたい」
そんな思いでシュトーレンやお菓子を作っています。

本も、お菓子も。

どちらも
手に取ったその瞬間だけで終わるものではなくて

本は誰かの心に残り
シュトーレンは誰かの大切な時間に寄り添えてほっとした時間を感じでもらえたら嬉しいなと。

どちらも誰かの未来を少しだけ豊かにしてくれるものなのかな。
そうだったらいいなと。願うのです。。

館長の大木さんも「本を読みながらまたおいしいお菓子を食べてまた本を読むっていいですよね」とそんなことを話してくださっていました。

こんなにたくさん集まって本を選んで図書館を育てて作っていらっしゃることを知れて、普段何気なく図書館で見る本もこれから違って見えそうです。

 

本が子どもたちの未来へ届くように。

四万十の時間も、誰かの日々へ届きますように。

 

高知こどもの図書館のみなさまありがとうございました。

この記事を書いた人

小清水緑
カゴノオト共同オーナー

東京で障がい福祉の現場に携わる中で、多様な人の暮らしに触れる。
自身の「生きにくさ」と向き合い、それもひとつの個性だと受け止められたことが転機に。
できることを大切にしたいと四万十町へ移住。
四万十町で暮らし出会った農家さんが育てる豊かな素材に驚き、大切に育てられた素材をシュトーレンに入れようと思いつきシュトーレンづくりを始める。
四万十の農家さんの恵みや物語を受け取り、季節や思いをシュトーレンに乗せて全国へ届けている。

誰かの1年の時間にそっと寄り添えるシュトーレンを。

社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士

2026年6月11日

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