作る楽しさと、その先にあるもの

昨日も朝から夕方まで、シュトーレンやタルト、ビスコッティをたくさん作っていました。
作ること自体好きなのですが、さらに嬉しいのは「その先のお客さま」を思い浮かべられること。
特にシュトーレンは1年かけて仕込むので、1年前からご予約いただいた方々の顔を想像しながら手を動かしています。
ホテルでコックをしていた頃は、不特定多数のお客さまに向けて料理を作っていました。
婚礼やバイキングの料理は「誰か」の顔を思い浮かべることなく提供していましたが、カゴノオトを始めてからは違います。
お会いしたり、おハガキを頂いたり、メールでのやりとりをしたりと、お客さまとのつながりを感じながら仕事ができていて、そのことに日々やりがいを感じています。
一人ひとりの「おいしくて楽しい時間」のお手伝いができるよう、今日も心を込めて作っていきます。
2025年10月3日







