1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレン

1年分の「おつかれさま」
「ありがとう」
「また来年もよろしく」
そんな気持ちに寄り添える
シュトーレンでありたい。
私たちはそんな想いで
1年かけて四万十の旬の素材を集め
シュトーレンにしています。

  1. 四万十の旬を1年かけて集めてます
  2. 12ヶ月楽しめる「カゴノオト」のシュトーレン
  3. シュトーレンとの出会い
  4. 四万十産の素材にこだわり
  5. 「都会と田舎をつなぐ」の先に

四万十の旬を1年かけて集めてます

季節ごとにたわわに実る

春 いちご、文旦、小夏
夏 ブルーベリー、梅
秋 しょうが、栗、すだち、ぶどう
冬 ゆず、干し芋、干し柿
四万十ではたくさんの果物、野菜が育ちます。

東京から四万十へ引っ越してきた私たちにとっては、お店で買うものでしかなかった素材が近くで育ち、育てている人もわかることはとても貴重で、愛おしく感じました。

四万十の素材が熟成され、おいしく

愛おしくておいしい素材を旬の時期に食べ終わってしまうのはさみしく、いつまでもワクワク近くにいてほしいと、漬けたり、干したり、大事にしていました。
そうして食べてみると、1日1日時間を刻んだおかげで素材が熟成し、さらにおいしくなっていました。

1年分のおいしさを届けたい

こんなにおいしいものがここには、ある。
1年を通して感じるこのおいしさを多くの人に伝えたい。届けたい。と考えるようになりました。

四万十の1年分の素材を集めて作れるもの。
そして、四万十のおいしさを感じてもらえるもの。
そう思ってできたのが「1年かけた四万十の旬で作るシュトーレン」です。

12ヶ月楽しめる「カゴノオト」のシュトーレン

1日1日と。シュトーレンは時間を味わう

シュトーレンはクリスマスまでの時間を心待ちにしながら食べるドイツの伝統的なお菓子です。
雪のような粉砂糖がかかり、ドライフルーツやナッツのぎっしりと入ったぜいたくなお菓子で、クリスマスを迎える1ヶ月前から家族や大切な方と一切れずつ食べるという習わしがあります。

ラム酒のおかげで時とともに味に深みが生まれ「昨日よりも今日、今日よりも明日」とおいしくなるのもシュトーレンならではです。

四万十の熟成された素材

シュトーレンの多くは、市販のドライフルーツが使われています。
カゴノオトのシュトーレンは、市販のドライフルーツは使わず、すべてを四万十産にこだわり、12カ月季節ごとに素材を集め熟成させ、それらすべてを入れて焼き上げています。
毎月毎月それぞれの旬をぎゅっと詰め込んだシュトーレン。
そして12月は毎日毎日、1日ごとに味の深まりを楽しめるシュトーレンです。

シュトーレンと共に大切な時間を

今年もいろんなことがありました。
いいことはもちろん、大変なことも。
カゴノオトのシュトーレンは、今年1年分の時間を刻んでいます。

みなさんにとってもきっといろんなことがあった1年だったと思います。
そんな1年を大切な方と思い返す時間を過ごしてみませんか。

1年分の「おつかれさま」「ありがとう」
「また来年もよろしく」
そんな気持ちに寄り添えるシュトーレンでありますように。
私たちはそんな想いで四万十の旬の素材を1年かけて集め、シュトーレンにしています。

シュトーレンとの出会い

出会いはよく行くお菓子屋さんで

シュトーレンとの出会いは今から20数年前のこと。
大学生の頃、冬休みにアルバイトをしていた旅館の向かいにお菓子屋さんがありました。
そのお店は素敵なたたずまいで、自然素材のお菓子がならんでいました。
そこで、クリスマスのリボンに包まれた、とてもおいしそうなお菓子を見つけました。
大学生にはちょっと高価だったそのお菓子。
アルバイト代の中から奮発して買って食べてみたら、とてつもなくおいしく、びっくりしたことを今でもよく覚えています。
それが「シュトーレン」というお菓子で、クリスマスを心待ちにしながら1日1日一切れずつ食べていくものだと知りました。

「アドベント」クリスマスを待つ時間

当時、私が通っていたミッション系の大学にはチャペルがありました。
12月に入ると、チャペルには大きなクリスマスツリーが飾られて、クリスマスの日を楽しみに待つのです。
クリスマスまでの4週間を「アドベント」と呼び、いろいろなイベントがありました。
聖歌隊に入っていたので、みんなで夜にロウソクを持って学内にある学長の家や、教職員の家を訪ね、外でロウソクを持ちながら歌いました。
真っ暗なところにロウソクの火がゆらゆら揺れて幻想的でした。
夜にみんなで同じ時間を共にしていることにワクワクして、とても楽しかったのです。
また、クリスマスの音楽が街中に響き、イルミネーションでキラキラきらめく、だんだんと空気も華やぐクリスマスまでのこの期間は、とても大好きな季節でした。

シュトーレンが運んでくれるぜいたくな時間

ドライフルーツやナッツがぎっしり入り、雪のような砂糖のかかったシュトーレンはリッチで香り高く、はじめて食べた大学生以来、夕食後にお茶を用意して、毎日少しずつ大事に食べるのが、私にとって12月のささやかなぜいたくな時間になりました。

四万十産の素材にこだわり

田舎暮らしの理想と現実

私たちは、2011年の秋に東京から高知県の四万十町へ引っ越してきました。
都会から憧れを抱きつつ見ていた「田舎暮らし」と、実際に生活していく「田舎暮らし」は全くの別物で、思うようにいかないことの連続でした。
カフェを始め、お菓子を作り、畑や田んぼを借りて野菜やお米を育ててみました。
しかし、ぐんぐんと伸びる草やたくましい虫の勢いに押され、さらに自分の思い通りにいかない天気に泣かされ、農作業は一筋縄ではいきませんでした。
引っ越してくる前に手にした本では、自給自足の生活やカフェをのんびりと満喫されている人が取り上げられていましたが、実際の田舎はのんびりなんて夢のまた夢。
みなさん朝から晩まで忙しく働いていらっしゃいました。

「地道にコツコツ」のすごさ

畑や田んぼの農作業をカフェと並行していくのはむずかしく、引っ越して3年目からは畑も田んぼも断念しました。
そんな経験をして周りを見渡してみると、朝もまだ暗いうちから畑を耕し、夏の暑い日に長時間草を刈っている方がたくさんいて、地道にコツコツ田んぼや畑、自然と向き合っておられる姿に本当に頭の下がる思いがしました。
そんな同じ地域に住む身近な方たちから、果物や野菜を仕入れさせてもらうようになりました。

素材の向こう側にある人の営み

仕入れた素材の仕込みをしながら、育てた方の顔を思い浮かべたり、お話してくださったことを思い出すことがあります。
普段はあまりお話されないけれど、育てているブルーベリーのことになるとたくさん説明してくださった農家さんの素敵な横顔。

毎日朝早くから畑に出て作業をされている農家さんと交わした、たわいのない会話。

仕入れにうかがった農家さんのところで帰り際にお土産にもっていって、といただいたブルーベリー。

四万十に暮らしたことで、それぞれの素材の背景には一人一人の人がいらっしゃるという事を知れたことはとても大きく、それが四万十の素材でシュトーレンを作る原動力になっています。

「都会と田舎をつなぐ」の先に

野菜はFAX送れば届くもの

東京では、ホテルのレストランでコックとして朝から晩まで働いていました。(写真中央が僕)
野菜は夜にFAXを送れば翌朝には業者が納品してくれ、どんな人がどんなふうに育てたものなのかはわからず、いつもそこが気になっていました。
それもあって生産者さんのことを少しでも知れるよう、休みの日に関東近郊の農家さんを訪ね歩いて一緒に農作業をさせてもらうようになりました。
その頃は「都会と田舎をつなぐ」のが自分の役割かもと思いました。

FAXの向こう側の景色

それから月日が経ち実際に自分が田舎で暮らすようになりました。
四万十は農業や畜産業など1次産業の盛んな地域で、言うなればFAXの向こう側の景色が広がっているような場所です。
ここでは身近な方たちが野菜や果物を育てていて、その方たちから直接素材を仕入れさせてもらう事ができ、ホテルで働いていた時には想像もできないほど恵まれた環境でした。
そしてみなさん額に汗して働いて、ひたむきに暮らしを作ってらっしゃる姿がとても印象的でした。

ここで作っていく暮らし

暮らしはじめて時間が経つにつれ、いつしか「都会と田舎をつなぐ」と意気込んでいた気持ちは弱まっていきました。。
四万十で暮らす方たちのように、自分も日々できることを大事にしながら、精一杯暮らしを作っていこうと思うようになりました。

2018年には6年間続けていたカフェを閉め、2019年2月にシュトーレン作りに専念するため新たに工房を構えました。
2020年には、農家さんでの収穫体験や、シュトーレンを一緒に作る体験など、1年を通して楽しめるイベントも企画していきます。

四万十の旬の素材を1年かけて集めたシュトーレン。
ぜひ召し上がってください。

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