オルタwood designのカッティングボード

写真:前とオルタwood DESIGNの村井さんが木材を前に話をしています。

こんにちは。小清水です。

今年はカゴノオトのシュトーレンをカットしやすいオリジナルのカッティングボードを作っていきたいと考えています。

お届けした四万十の素材でできたシュトーレンを、同じく四万十の木工作家さんのつくるカッティングボードで毎日楽しみに一切れずつ切って召し上がっていただけたらと思っているのです。

先日オルタwood design

@oluta_wooddesign さんに打ち合わせに行ってきました。

このオルタwood designさんは木工作家であり、映像作家でもあるという多彩な顔の持ち主。

カゴノオトのシュトーレンの動画も作ってくれている村井洋平くんです。

木工のお仕事も、映像のお仕事もとてもお忙しくされています。

この工房があるところは四万十市。四万十町のお隣です。

「せっかくカゴノオトのものをつくるんだから、カゴノオトらしいものができたらいいんじゃないかと考えている」と

話を始めてくれました。

私たちもせっかくオルタwood designさんにお願いするんだからオルタwood designさんらしいものを作ってもらえたらと考えていました。

「僕が作るものは、基本的にローカル材、つまり四万十川流域で切られた、または周辺で手に入る材を使用している。」

「あとは・・・。誰も使わなくて放置された素材を使う。これは自分がいわば素材をレスキューしている気分なんだよね。何年も放置されていた素材に偶然出会えて、それを使ってここでものを作るということが自分の作品づくりの特徴でもあると考えている」と。

出会えたものからものを作っていくという考えは私たちも同じでとても共感。

「私たちも、いろんな農家さんから素材を買わせていただいているけれど、それは私たちがここで暮らしているからこそ出会えた繋がりから、私たちのシュトーレン作りが始まっているし、出会えた価値というものがとても大事に思えているんだよね。」

と話すと、ふむふむとうなづいたあと、手に持っていたメジャーで膝をたたくかのような仕草で、「それならいい素材がある。」と、立ち上がった!のです。笑

別室に案内してくれて積み上がっていた木を見せながら

「これなんだよね。これがどこで取れたか確実にはわからないけど、何年もこの近くで放置されていた素材。これならおもしろいものができると思う」とまたまたメジャーをたたきながら説明してくれました。

どれもが均一の大きさの木ではないけれど、きっときれいに生まれ変わっていくんだろうなと想像される積み上がった木たちを見ながらとてもとても楽しみな気分になりました。

というわけで、カゴノオトとオルタwood designでつくるカゴノオトのシュトーレンを切りやすいオリジナルのカッティングボードづくりがはじまります!

また作業途中に工房に見せてもらいに行く予定です。

カッティングボードができるまでを、またお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに!!

小清水 緑

神奈川県出身
神奈川→東京→四万十

大学卒業後、東京で障害を持つ人の施設でソーシャルワーカーとして働く。
仕事をしながら週に一度場所を借りてカフェをしていた。

障害を持つ人と時間を過ごす中で素敵な方にたくさん出会え、もっといろんな生き方ができたらいいと思い始めたのだが、そもそも自分はいろんな生き方と呼ばれるようなものやっていないんじゃないかと思っていたところに東日本大震災があった。

それを機に東京から四万十に移住。

東京に住んでいた時はスーパーで並んでいる果物や野菜はもちろんどんな人が育てたのかはわからないものばかりだったけれど、四万十ではどんな人がどんなところで育てたものなのかがわかる。
そんな貴重な素材を使わせていただきシュトーレンやタルトを作れて、お届けできることがとってもありがたいと思う。

持っている資格:社会福祉士 精神保健福祉士 介護福祉士

https://www.kagonote.com/p/free-page/page/p/about#koshimizu

2021年5月16日

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