私がカゴノオトを続ける理由

こんにちは、小清水です。
今日は、私の気持ちをお話しさせてください。
今年から私は「土佐あけぼの会」という社会福祉法人さんの評議員として、少しだけお手伝いをさせていただくことになりました。
(といっても、お仕事としてではなく、年に数回のミーティングに参加するくらいです。)
「ジンジャービスケット」を作ってくれている場所
この土佐あけぼの会さんは、カゴノオトで販売している「ジンジャービスケット」を一緒に作ってくれている場所でもあります。
そこでは、障がいのある方々が働きに来ていて、ていねいにお仕事をされています。
「障がいある人が生きやすい世の中になるといい。そんな社会を作りたい」と思って移住して、日々カゴノオトのお仕事をしている私にとってはとってもありがたいお声がけでした。
思いを伝えるって、むずかしい
先日、理事長の野村さんがカゴノオトに来てくださり、いろいろお話をさせてもらいました。
昔の福祉制度が変わっていった時代のことを聞いて、私もそのころ、一生けんめい福祉の仕事をしていたな…と、懐かしい気持ちになりました。
障がい福祉分野で私がカゴノオトの人として関われることはとてもありがたいこと。
この思いはずっと変わらないのに、ついこの間まで、この思いを人に伝わる方法で表現する言葉を持っていなかったことで誰かを説得することができなかった。
自分がカゴノオトをしているのはこのためなのに。
たとえば、こう言われたことがあります。
「障がいを持っている人に関わりたいならカゴノオトをやめて福祉業界に就職すればいい」
「障がい持っている人を雇えばいい」
「当事者でもないあなたがそれをしたいのかがわからない」
どれも違うんだと思ってた。
でも、どうちがうのか、ことばでうまく伝えることができなくて、たくさん悩んで、たくさん泣きました。
私はカゴノオトの事業を通して障がいを持っている人が生きる社会や私が生きる社会がすこしでも暮らしやすくなってほしいって思ってる。
だから、私はこれからもカゴノオトを続けていきます。
少しずつですが、「どうしてやっているのか」「何を大切にしているのか」
それが言葉になって、まわりの人にも伝わるようになってきた気がします。
小さな一歩かもしれないけれど
「やりたいこと」と「仕事(カゴノオト)」がつながっていること。
それを、少しずつでも実現できるのが今の私のよろこびです。
これからも、土佐あけぼの会さんにお願いできることがあるかもしれません。
(もしかしたら、受けてくださるかも…?)
#カラフルな未来へ
そんな新しい展開も、すこしずつ進めていきたいと思っています。
夜中に書いたので、ちょっと熱い文章になってしまいましたが…
最後まで読んでくださってありがとうございます。
小清水でした。

2025年5月24日