お茶と相性抜群の柑橘

柑橘の酸味と香りはお茶との相性がよく、お茶のシュトーレンには文旦と柚子を使っています。
◼ 文旦の仕込みは、手間ひまの結晶
文旦の皮は、苦味をやわらげるためにとても丁寧な下処理をしています。
フードプロセッサーで細かく刻んだ皮を水に入れて沸かし、茹でこぼす――これをなんと5回ほど繰り返します。
そのあと、粗糖でじっくり煮込み、煮たときに出るシロップで今度は果実のほうを煮る。
そして最後に合わせる。
こうして皮と果実の味がなじみ、香りがぐっと深まるのです。
◼ 柚子は、じっくり3ヶ月の熟成仕込み
柚子は皮ごと輪切りにして、粗糖に3ヶ月間じっくり漬け込みます。
この工程で、皮にやさしい甘さがしみ込み、柚子ならではの“キレのある酸味”が引き立つように。
どちらの柑橘も、お茶と一緒に寝かせて熟成されていくことで、味わいがどんどんまろやかに、奥深くなっていきます。
“寝かせておいしい”シュトーレンならではの魅力が、ここにあります。
今回は「お茶のシュトーレン」に使っている柑橘のお話をお届けしました。
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2025年5月15日